大切なお着物を蘇らせます
解き端縫い(トキハヌイ)とは? 着物を全て解いて、袖などそれぞれのパーツを全て縫いあわせると反物状態になります。 着物の形をしたものを解いて、反物状態にすることを解き端縫いといいます。 洗い張りとは? 解き端縫いをした着物を板にピンっと貼って水洗いする加工のことです。 洗い張りをすることで、絹の風合いもよみがえり、ハリや光沢を取り戻します。 洗い張りをすることにより寸法をかえてお仕立て直しをすることも可能です。 汚れも落としていきますが、経年による沈着汚れや、ヤケ、シミなど取れないものございます。 ご希望の場合は、別途お見積りにてシミ抜きなどさせていただきます。 ご一読ください お着物によって、折り山などきつい折れスジやスレは完全に直らない可能性がございます。 年月がたっているお着物の多くは、表に出ている面はヤケや汚れがございます。 縫い代部分は、隠れているので綺麗な状態なので、ヤケや汚れによる色の差が出る場合がございます。 お仕立て直しの時、寸法を大きくされる場合は縫い代部分がでてしまうので、お着物によっては折れ目のヤケ・汚れ・スジやスレが目立つ場合がございます。 折れ目のヤケなど、どの程度目立つかは、洗い張りをしてみないとわからない部分がございます。 洗い張り後のお着物の状態のご報告やヤケ直しなどのお見積りご希望の場合は、洗い張り後のご連絡となります。 また、サイズを大きくお仕立て直しをされたい場合は、縫い代によって、寸法がでない場合がございます。ただし、出る寸法は仕立て先さんなどによって縫い代の幅も違うためこちらでは解き端縫い・洗い張り前には寸法がでるかが正確なことはわかりかねますので、予めご了承くださいませ。 解き端縫い・洗い張り後でしたら仕立て先に問い合わせることは可能でございますのでお気軽にお申し付けくださいませ。