Amazing Bud Powell 3

ブルーノートのアルフレッド・ライオンは、天才ピアニスト、バド・パウエルの精神状態や音楽が不安定だった50年代に、その魅力を最大限に引き出す術を心得ていた。バド！」は、ビバップのパイオニアがこのレーベルのために作った最初のフルレングス12インチLPで、ポール・チェンバース、アート・テイラーという彼の現役トリオに、トロンボーンの新星カーティス・フラーを加えた3人の戦友が出演している。フラー特集では、チャーリー・パーカーの「ムース・ザ・ムーチェ」の素晴らしいヴァージョンが収録されているが、ここでのハイライトはパウエルのオリジナル「ブルー・パール」とソロ演奏「バド・オン・バッハ」であろう。プロデュースはアルフレッド・ライオン。 バド・パウエル：ピアノ カーティス・フラー：トロンボーン（6、8） ポール・チェンバース：ベース アート・テイラー：ドラムス