著者冨田健太郎(著) 安藤祐貴(著)出版社自由国民社発売日2020年12月ISBN9784426126704ページ数255Pキーワードちいさなかいしやのけつさんしよよみかたつかいかたが チイサナカイシヤノケツサンシヨヨミカタツカイカタガ とみた けんたろう あんどう トミタ ケンタロウ アンドウ9784426126704内容紹介上場企業とはココが違う──良い決算書は小規模企業・中小企業の武器になる!決算書から会社のリスクと弱点を読み取り、経営改善する知識とテクニック!
■決算書が重要なのは上場企業だけではない!決算書の見方の本が多く出版されていますが、例としてはトヨタ自動車、セブン&アイ・ホールディングスといったような巨大な上場企業ばかりのようです。決算書というと、投資家向けに開示義務のある上場企業にとってだけが重要なもの考えられがちですが、実はそうではありません。非上場の小規模企業・中小企業であっても、税務署や銀行、行政機関、親会社などに決算書を提出する機会があり、時には取引先に決算書を見せる機会もあり得ます。その際に決算書の内容によっては「悪い会社・リスクの高い会社」と判断されてしまうこともあります。その結果、税務調査に入られたり、金融機関から融資を断られたり、行政機関から補助金・助成金の申込みで落とされたり、取引先から仕事の受発注を断られたりすることもあります(例えば、申請に際し決算書の提出が求められる補助金・助成金も珍しくはありません)。そこで、小さな会社にとって「何をもってよい会社・悪い会社と判断されるのか」という知識があれば、それを踏まえて経営改善をしていくことができます。決算書には次の2つの機能があります。(1)過去の状況を把握する通知表の機能(2)将来の状況を予想する未来予測の機能過去の利益や財務を知る機能も当然重要ですが、それ以上に経営改善をして、利益を出し資金的にも余力のある骨太な会社をつくるというのが決算書本来の目的です。そのためには決算書から自社の状況を正しく読み取り、高リスクや弱点とされる具体的項目を1つひとつ改善し強化していくことが急務なのです。
■小さな会社のための決算書の実践知識とテクニックが満載!本書は、決算書の読み方の基礎知識から始まり、上場企業とは違う「小さな会社」のための読み方・使い方の基本、1人会社から中小企業まで業態別・規模別の決算書の読み方、税務署や金融機関は決算書のどこに注目するのか、金融機関に評価され融資を引き出せる決算書、評価の低いダメな決算書、資金繰り改善のポイントと方策などについて、わかりやすく実践解説していきます。
■待ったなし! コロナの時代でも負けない会社経営へひと口に経営改善と言っても、それは簡単なことではありません。思いもよらぬコロナ禍で多くの業種・業界が大変な苦労を強いられていますが、立ち止まってはいられません。いまこそ決算書を再度見直し、経営改善に努め「武器になる決算書」をつくっていきましょう!
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 上場企業とは違う「小さな会社」の決算書/第2章 小さな会社の決算書の読み方/第3章 規模別・業態別の決算書の読み方/第4章 金融機関や税務署は決算書のどこを見るのか/第5章 その決算書でいくら借りられるのか/第6章 資金繰りを改善するためのポイント