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ーーもしかして、私の妻は天使かな?</p>
『呪われた侯爵』と敬遠されるアーヴィングと結婚したハリエット。<br /> けれど初夜の床で、「これは形だけの結婚です。だから君を抱くことはない」と言い放たれ、<br /> 三年後には離婚するとまで言われて大混乱!
なのにその後は、ドレスを山ほど買ってくれたり、突然「可愛い」と言ってきたりと好意的。<br /> そんな彼に惹かれつつも、向けられている気持ちはペットを慈しむようなものだと、ハリエットは自分を戒める。<br /> だがある夜、彼がいきなり押し倒してきてーー!?
人嫌いなワケあり侯爵×不遇に負けない没落令嬢、甘々なのにすれ違う“契約結婚”の行方は……?</p>
【目次】<br /> 序章
第一章 いわくつきの結婚<br /> 第二章 初夜<br /> 第三章 侯爵夫妻のとある一日
第四章 嵐到来
第五章 忘れえぬ夜<br /> 第六章 忘れてしまった朝
第七章 さあ、逃げよう。<br /> 第八章 よし、殺そう。<br /> 終章
あとがき