≪オーボエ≫≪ヤマハ≫
こちらの商品はメーカーお取り寄せの商品となります。 納期に関しましてはご注文後のメールでご確認頂くか、事前にお問い合わせをお願い致します。 -YOB-832L- 厳選されたグラナディラ材のボディと、精確に加工された管体内部が多彩な音色を奏でるカスタムシリーズ。 常に品質と音程の向上を目指すヤマハの設計思想に基づき、蓄積されたテクノロジーを駆使して、「伝統」と「革新」が融合した新たな楽器へと進化を遂げました。 シンフォニーオーケストラにフォーカスしたクオリティが存在感を際立たせ、聴衆の心を揺さぶる演奏を可能にします。 ・デュエット・プラスという名の新発想 管体の内側を樹脂層で保護することにより、管楽器の命である内面の精度や安定性が飛躍的に向上しました。 音質や音程は限りなく澄み、管体内外面の温湿度差による歪みやひび割れなどの宿命的問題に対し、画期的な技術を採用したオーボエです。 伝統的な希少木材と、先端の樹脂加工技術との「デュエット」が、単なる組み合わせに留まらない「プラス」の価値を生み出したのです。 ・インナー・パイプ仕様 やや太く内側を加工した木部管体に、楽器の内面形状を持った薄肉パイプをはめ込み接着してあります。 パイプに使われているエボナイト素材は管楽器との相性が抜群で、クラリネットやサクソフォンの高級マウスピースやファゴットのインナー・パイプにも採用されています。 ファゴットのパイプ接着・加工ノウハウを生かし、木のぬくもりと安定性を両立させたオーボエの製作が可能になりました。 ・ジョイント真鍮補強管 オーボエに求められるシビアな内径精度と安定性を追究。 上管最下部までの全内面をエボナイト製インナーパイプとし、ジョイントの強度確保と暖かい音色が得られる真鍮補強管を採用しました。 ・トーンホール オクターブ・キイ以外のトーンホールには全てPOM樹脂が埋め込まれ、タンポとの密着安定精度が向上しています。 万が一管体にひび割れが生じても、トーンホールの形状が大きく崩れることはありません。 ・リードレシーバー 新規設計のリードレシーバーを搭載。現行と比べ容積&重量も多く、より豊かな響きを実現しました。 リードの差し込みやすくするため若干ソケット内径を緩めています。 ・新設計ベル ベル外形、内径、フレア部を再考し、ベルリングをなくした、厚肉ベルを新設計。 シンフォニーでも通用するパワフルな響きと倍音豊かな太い音色を実現しました。 ・タンポ 革タンポとコルクタンポを採用。 革タンポは音色にふくよかさと温かみを、コルクタンポはレスポンスに優れた吹奏感を提供します。 ・Bキイ タンポ皿 オーボエ全体の響きに影響するBキイのタンポ皿に厚みをもたせることで、C#のノイズ低減だけでなく、高音発音性や全体の音色を改善しています。 B-A# トリルキイの高さもBキイに合わせ、キイワークを向上させています。 ・Hレゾナンスキイ LowHの音が改善されるHレゾナンスキイを搭載。 最低音B♭の時には、必ずレゾナンスキイが開く機構になっています。調整ネジで同キイの無効化も可能です。 ・フィラデルフィア・システム アメリカ向けモデルのYOB-841に搭載していたフィラデルフィア・システムを搭載し、Hi-D発音時の微細な調整も可能となりました。