グレ カボシャール (テスター) EDP・SP 100ml
フランスのカジュアル香水ブランドで、むかしはクチュール・メゾンだった「グレ」。1932年に「アリックス・クチュール」という名前でスタートして、1942年に「グレ」と名前を変えました。創始者のジェルメーヌはもともと彫刻家志望で、さながら古代彫刻のようなそのデザインから「布の彫刻家」と称されました。いまはこのライセンシーの香水レーベルが存在するのみとなっております。こちらは、そんなグレのフレグランス・ラインから、2019年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、1959年に発売されて、香水シーンのマスター・ピースになった「カボシャール」で、今回はそのリニューアル・エディションとなっております。香りのレシピは一応オリジナルと同じで、デザインを一転させたものです。ネーミングは「意地っ張り」という意味のフランス語で、香りはクラシック・シプレーの香調がベース。コンセプトどおりツンとした雰囲気を醸し出す一品にしあげられております。アルデハイド、セージ、タラゴン、レモンなどが、スタイリッシュなシトラス・ハーバルを香り立たせるトップから、ローズ、ジャスミン、イランイラン、ゼラニウム、オリスなどが、格調高いフローラル・ハーバル・ノートを湧き立たせるミドルへ。ラストはレザー、オークモス、タバコ、ベチバー、パチョリ、サンダルウッド、ホワイト・ムスクなどが、クラッシーなレザリー・ウッディーをただよわせて、力感のあるセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。調香は、アラミスの「アラミス」や、エスティー・ローダーの「アロマティーク・エリクシール」なども手がけている、当時のトップ・パフューマーのひとりのベルナール・シャン。プロデュースは自社香水やジャガーなどの香水ラインもかかえている、ガラス工芸で有名な「ラリック・グループ」です。おもに60年代にトレンドになった、アラミス系のシプレーにフローラルを加えたもので、古風で凛としたたたずまいは、創始者のジェルメーヌをイメージしたものかもしれません。ボトルは完全リニューアルのデザイン。品があって、意外といいデザインだと思います。≪テスターについて≫香水取扱いのお店に置いてある、ムエットなどに噴射したりして香りを試す為に作られたサンプル香水です。サンプル用に作られている為、ボトルの印字違い、箱なし、キャップなしもありますが、新品・未使用で中身の液体は正常品と全く一緒です。